エンカレッジアワード2015 受賞企業

最優秀賞「株式会社東急レクリエーション」

最優秀賞「株式会社東急レクリエーション」長年続いていたトップダウン経営を人事が変革。
評価制度とエンカレッジの連動により、
さらなる事業拡大を目指せる 「人が育つ組織」 へ。

長年のトップダウン経営による社員の受身体質を課題として捉えていた同社。「人を育てる」という概念が希薄であったことも危機感を感じられていました。「係長職」になりたい、と思ってくれる社員が非常に少なく、このレイヤーの人材がいつまで経っても不足する状況が起きていたのです。

菅野社長が社長就任時に始められたのは、経営ビジョンの再構築と企業理念・ビジョンと連動する人事制度の構築。まず社員が長期的なキャリアを描きたくなるような、魅力あるキャリアパスを整えられました。

役職ごとに求めたい思考性・能力の明文化と合わせ、それを伸ばすための教育の仕組みも整備。その一環としてエンカレッジを導入。エンカレッジは他社の方とのディスカッションを交えた気づきの得られる短時間の講座形式で、外部環境を察知しながら主体的に行動して欲しい弊社の係長職以上に最適であり、また「学んだことを現場でどう活かすのか?」までを記入するKAIZENシートも、社員の体質を変える上で必要な機能でした。

その成果として、長年根付いていた会社の風土が短期間で大きく改善され、組織の要として社員数を増やしたかった係長は、それまでの約3倍の数に増えました(12名⇒35名)。また、入社したばかりの社員にもこの風土が好影響を及ぼし、係長になる前に約40%が離職していましたが、ここ最近ではほぼ”0”になりました。若手層から管理職層にわたるまで、組織が縦軸・横軸双方で、強固なものになってきている感触を掴まれています。


優秀賞「株式会社ジール不動産」

優秀賞「株式会社ジール不動産」経験者依存型の組織から営業プロセスの一般化により、
未経験者の育成に成功。成約件数も劇的に向上。

店舗や事務所などの事業用物件の仲介に特化した2013年7月設立という若いベンチャー企業。業績面は好調な反面、社員育成が追いついていないことが課題でした。マネジメントによる若手社員の成長の伸び悩みや、不動産業界経験者の営業に依存した売上比率のリスク、新入社員を採用する上での受け入れ態勢が不十分なことによる内定辞退も懸念材料としてありました。

エンカレッジの導入にあたり、なぜエンカレッジを受けるのか、今後の会社の方針と合わせて社員に伝えられました。また全社員で3Eテストを受検し、結果から社員の傾向や強み・弱みを把握した上で、受講講座を選定し、毎月指定講座をもとに受講を促進しました。

エンカレッジを受ける前は部下に何かを注意したり、指摘しても正直に意図が伝わっているのかは微妙で、どちらかというと受身な組織でした。導入後、社外の方と刺激を受けたり、講座で学ぶことで徐々に危機感を持つようになり、マインドが変化し始め、我々が伝える指摘などを受け止めたり、理解し始めてきました。また、管理職者も学ぶことで「このやり方で合っていたんだ」と再確認できたようで、自分自身のマネジメント手法に自信が生まれて上司部下の双方にとって良い方向につながり始めました。

営業プロセスの可視化、月末の会議での進捗共有ミーティングなども実施し、一般化が進み、躓いている部分の可視化に成功した結果、取り扱う物件数が向上しました。全社員がプロセス数字を把握し、数字に対し責任感がでてきたため、物件数において初めて全社員が2件/人を達成。経験者に依存した営業数字の構成から、未経験の営業メンバーも活躍できる組織に徐々になってきました。


特別賞「株式会社アドヴァンスト・ソフト・エンジニアリング」

優秀賞「株式会社アドヴァンスト・ソフト・エンジニアリング」お客様先からの評価アップでリピート率が8割に向上、
単金交渉が有利となり、売上16%・利益率が2.2%UP!
さらに残業時間の削減で約1000万円/年の経費削減にも成功

エンカレッジ導入前まではOJTによる能力開発が中心になっており、教育体制が整っていないことで個々の能力が属人的でスキルにばらつきが。また社員は「社内の常識=社会の常識」と勘違いしており、“井の中の蛙” 状態に危機感を持たれていました。エンカレッジを導入することで経営理念でもある「顧客満足」「社員満足」の向上につなげたい狙いがありました。

エンカレッジを人事評価に取り入れ、賞与に反映。年2回実施している評価面談で使う評価シートの中に、弊社の理念である「顧客満足」向上を実現するための行動やスキルを項目ごとに明確にしました。評価面談は社長や部長がKAIZENシートをもとに全社員と面談。KAIZENシートをもとに本人にどんなスキルが必要かを考えさせるようにしました。

結果、主体的に社員が自ら必要なスキルを学ぶようになってくれました。また会社として求める考え方、知識を伝えるために評価制度とエンカレッジを連動させたことで、社員の成長スピードが速まったと感じています。

また当初の狙いであった顧客満足の向上により、リピート率が8割になりました。また社員の提案力が向上したことで単金交渉が有利になり、売上16%アップ、利益率2.2%アップに。さらに効率のよい業務遂行能力を社員が身につけ、無駄な会議や残業が減ったことで約1000万円/年の経費削減に成功しました。


特別賞「株式会社FGH」

特別賞「株式会社FGH」会社の方針と教育・評価制度を連動
KAIZENシートを活用し、社員の意識変革を促進
定着率が改善され、一人あたりの生産性も対昨年比1.77倍へ

「収益不動産のことなら、お客様から1番に選んでもらえる会社」を目標に、中古マンション流通市場でのシェアTOPを目指している同社。No.1を目指すために「(1)辞めるのがもったいない会社 (2)チームワークが良い会社 (3)プレイングマネージャーになりたい会社 (4)笑顔が増え続ける会社」の4つの観点を大事にされており、採用・育成・定着を促進するためにエンカレッジを導入。「(1)辞めるのがもったいない会社」を実現するために人事評価制度を一新し、ここにエンカレッジを連動させました。

受講した当日中にKAIZENシートを人事マネージャーに提出。人事マネージャーがコメントを足して渡邊社長に提出される流れに。渡邊社長から適宜フィードバックが行われ、KAIZENシートをしっかり見ていると社員に意識付けを実行。結果、当初KAIZENシートのアウトプットが曖昧だったり、自分本位だった社員の意識が徐々に変化し、会社目線の意見を出すようになってきました。

KAIZENシートを通じて、社員の意識変化や会社の方針の理解が進みました。さらに「普段社長とあまり接点がない社員との懇親会」などコミュニケーション企画など、新しい仕組みがたくさん生まれました。会社が大きくなっていく中で、経営層の考え方を社員に直接伝える場の大事さを実感しています。

こうした社員の発案により、現場改善が活性化され、定着率も向上。さらに、一人あたりの生産性は昨年と比べると1.77倍へ。弊社の全体売上も昨年比1.72倍となりました。


特別賞「株式会社クアトロシステム」

特別賞「株式会社クアトロシステム」初の新卒採用に挑戦
KAIZENシートを活用して“楽しく仕事できる環境”づくりにより、
3年連続で新入社員の定着100%を実現

2007年設立の同社。2013年の新卒採用を機に、社員教育に力をいれようとエンカレッジの導入を決定。普段、顧客先に常駐しているエンジニアばかりで、会社への帰属意識を持ちづらいという課題
もあり、エンカレッジという場を通じて、社員が仕事や会社が楽しいと思ってもらえる環境を作りたいと考えられていました。

エンカレッジの受講を促進するにあたって、社内に講座カレンダーを貼り出し、帰社日や会社に戻ってきたときに、すぐに目に触れるようにされました。受講したい講座を管理者に伝え、それをもとに担当者が予約を入れる流れを作られました。

KAIZENシートでも何気ない1行などの意見を大事にして「これやってみたら?」とか「このアイデア良かったよ」など、声かけをしたり、実行に移すように。受講はあくまで任意にして、「エンカレッジにいくと面白い」「ためになる」という雰囲気づくりを大事にされました。

社員同士で話し合ったり、一人ひとりが抱える課題や悩み、ときに愚痴のようなものも共有する場ができ、サポートする体制も徐々に整ってきました。結果、今年で新入社員を採用し始めて3年目。毎年、数名の新入社員が入社していますが離職者は0名です。また、2014年度の売上は108%へアップ、2015年度は109%アップと2年連続で成長できました。何より社員が主体的に“楽しく仕事できるような環境”を自分たちで作ろうという風土ができてきました。


特別賞「株式会社モスフードサービス」

特別賞「株式会社モスフードサービス」大手ならではの制度や仕組みから脱した、
社員一人ひとりのやる気を大事にした地道な受講促進。
現場から異動した社員の活躍スピードUPを実現。

エンカレッジの利用用途としては、自己学習の促進に向けた施策。背景には、店舗運営の円滑化や店長を育てるための教育ノウハウはある程度確立されているものの、現場から本部へ異動した後の教育策が手つかずの状態がありました。

モスバーガーチェーンの教育体系を「モスアカデミー」として平成27年4月に新設。その中の1コンテンツとして、「モスゼミ」という自己学習のための外部教育機関活用の取組みをスタート。そこにエンカレッジを絡めています。本部スタッフからSVのクラスまで幅広い社員が受けられるエンカレッジはコンテンツも充実しており、活用状況も良く導入して良かったと感じられています。

基本的に、指定講座というものは設けていないが、講座選択で悩みの声を貰ったら、教育グループの方が合う講座をオススメしています。オススメする際に絶対にはずせないのは、オススメする教育グループの人事スタッフが実際に受講をしているかどうかです。ユーザー体験が無いものを人に勧めては絶対にいけないという考えのもとによるもの。なので、教育グループの人間が一番受講されています。

新聞でも弊社の教育研修の取り組みを記事にして頂いたりと、社内だけでなく対外的にも良い影響が出てきました。今後も「人間貢献・社会貢献」の経営理念のもと、本部とフランチャイズ店舗が一体となったチェーン構築のための教育を継続的に行い、「食を通じて人を幸せにすること」を実現していきたいと考えられています。