母集団形成、内定辞退、ミスマッチ・・・採用活動を行う上で、日々感じる様々な課題。「何だかうまくいかないな」と感じたら、立ち止まって”見直し”をしてみませんか？
今回は、「チェックリスト付│採用を成功に導く6つのステップ」をお届けします。
採用活動を行う2つの目的
採用活動を見直す上で大切なのは、その採用が「何のために行われるのか」という目的に立ち返ることです。採用活動は、主に2つの目的のために行われます。
- 事業成長に不足する人材を補うため
- 企業や組織を活性化させるため
経営・事業戦略から逆算して人事・採用戦略を考えられているか？ 事業目標達成のためには、どのような人材がいつまでに必要か？これらをきちんと定め、現状とのギャップをすり合わせていくことが必要です。
採用を成功に導く6つのステップとは
エン・ジャパンでは、採用活動を「採用戦略の立案から入社前後のフォローまで一貫して行う活動」と定義づけています。それぞれのステップについて見ていきましょう。
人件費や業務量、事業戦略から逆算し、採用人数・雇用形態・採用時期を決める。
採用市場・求職者、競合、自社の理解や勝ち筋となる条件の策定など、
自社に必要な人材を獲得するためのペルソナを設計する。
Step2で設計した”ペルソナ”をもとに、どの手法を使えば自社を効果的にアピールできるのか考える。
募集要項に必要なスキルや経験を必須／歓迎要件に分け、欲しい人材の解像度を高める。
募集要項であげた必須／歓迎要件を具体的に測定できる中身を意識し、評価基準を明確にしておく。
辞退を防ぐために、候補者の疑問や不安を解消する。候補者が欲している情報は隠さずに開示する。
【チェックリスト】採用を成功に導く6つのステップ
自社の採用活動について、振り返ってみましょう。チェックが少ない項目は、これから改善していくことをおすすめします。
Step1：採用計画の立案
- 1人あたりの採用単価がすぐ答えられる
- 採用にかかわる人件費や工数を算出している
- 今の採用活動はどの事業戦略に紐づくのか、根拠とともに説明できる
Step2：採用戦略の立案
- 自社の採用上の強み・弱みを把握している
- 採用上の競合企業はどこか把握している
- 採用市況から自社が採用しやすい時期がわかる
Step3：採用手法の決定
- 様々な採用手法を常に検討できる状態にしている
- 採用がうまくいかなかった時に、その原因を分析し、次の採用手法の選択に活かしている
- 業界や職種にあわせて採用手法を適宜見直している
Step4：募集活動を行う
- 募集要項に必要なスキルや経験を明文化できている
- 募集要項に必須要件と歓迎要件を分け、柔軟に候補者を募っている
- ビジョンとミッションを明示し、候補者に自社カルチャーを理解できるようにしている
Step5：選考を行う
- 募集要項であげた要件を見極められる選考フロー／面接内容である
- 面接官によって評価が分かれないように、評価項目を明確にしている
- 選考フローを変えるなど、状況によって柔軟に対応できる
Step6：入社前後のフォロー
- 候補者の疑問や不安を解消するため、情報を隠さずに開示できる
- 辞退を防ぐために、入社前後に候補者をフォローする機会や仕組みを設けている
- 現場社員を巻き込んで、オンボーディングに力を入れている
エン・ジャパンでご支援できること
タレントマネジメントシステムで叶える採用成功
採用管理ができるタレントマネジメントシステムを導入すれば、6つのステップを効率よく叶えていくことができます。例えば、人件費や業務量、事業戦略から逆算した採用計画を立案したり、個人スキルや評価・テキストデータを組み合わせて社内に必要な人材のペルソナを設定。また、入社経路ごとに活躍状況を可視化することで、どの採用経路が自社に適しているか分析が可能になり、採用の募集活動から内定者フォローまでPDCAを回しやすくなります。
「Talent Viewer」のご紹介
エン・ジャパンの「Talent Viewer」は、人事戦略の精度を飛躍的に高めるタレントマネジメントシステムです。「タレントパレット（株式会社プラスアルファ・コンサルティング）」が持つ充実の機能はそのままに、エン・ジャパンが人材支援40年の経験を活かし、人事パートナーとしてシステム導入から人事戦略の実行まで支援します。
ご興味がございましたら、ぜひ一度お問合せくださいませ。
