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人的資本経営を考える|従業員の進化で、事業変化に適応!“リスキリング”への取り組みプロセス


 

昨今、世界的に注目されている「人的資本経営」。人材を資本と捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる経営のあり方です。外部環境の変化に適応するためにも、人材を活かし、新たなスキルや専門性を身につけさせることが重要です。

本日は、事業成長や従業員のキャリア開発を目指す上で注目されている「リスキリング」について解説します。

目次

  • リスキリングとは
  • リスキリングのメリット
  • リスキリングの取り組みプロセス(人材版伊藤レポート2.0より抜粋)
  • エン・ジャパンでご支援できること

リスキリングとは

新しい職業や職種に就くため、あるいは今の職業で必要とされるスキル・知識の大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させることです。

日本経団連が発表した「新成長戦略」において、失われる雇用から新たに生まれる雇用へと労働力を円滑に移行できるように、企業が従業員のリスキリングを推進することを推奨しています。

リスキリングのメリット

新規事業やイノベーションの創出

新しいスキルや知識を習得することで、新たな視点でのアイデアが生まれやすくなります。既存事業の拡大、新規事業の立ち上げにつながる可能性もあります。

従業員のエンゲージメント向上

企業が学びの機会を提供することは、従業員のキャリア形成支援にもなります。その結果、従業員エンゲージメントがあがり、生産性の向上にもつながっていきます。

自律型人材の育成

リスキリングの推進により、従業員の中に「自分で新しいスキルを獲得しよう」という意識が生まれます。自発的に考え行動できる「自律型人材」が増えることで、変化に適応できる組織づくりのきっかけとなるでしょう。

採用コストの削減

デジタル人材は、採用難易度が高く採用コストが大きくかかります。一方、従業員に新たなスキルを身につけてもらえば、デジタル人材を社内異動で充足させることができ、採用コストの大幅削減が期待できます。

リスキリングの取り組みプロセス
人材版伊藤レポート2.0より抜粋)

ここから、企業がリスキリングに取り組むプロセスについて、人材版伊藤レポート2.0より抜粋してご紹介します。何から取り組めばいいのかの参考にご覧ください。

組織として不足しているスキル・専門性の特定

自社の競争力向上につながるスキル・専門性の幅広い分析

社会からの要請の変化や技術の進展と、それに対応する自社の経営戦略を踏まえ、取り込むべきスキル・専門性を具体化していきます。(デジタル、グリーンなど)

 

不足する質と量の簡易・迅速な定量化

必要なスキル・経験を詳細に定義した上で、従業員データと照合し、必要なリスキリングの質と量を把握することが理想です。精緻な把握にこだわり過ぎず、幹部へのアンケート等の手法で簡易・迅速な定量化を行うことがポイント。

 

スキル・専門性ギャップの社内外への発信・対話

重視しているスキルや施策の内容、ギャップ改善の進捗等を、従業員・投資家にできるだけ定量的に発信していきましょう。自社が必要としている外部人材へのアピールにもつながります。

 

社内外からのキーパーソンの登用とスキル伝播

リスキリングに関する責任の明確化

リスキリングを主導するキーパーソンに、効果についての責任を持たせ、継続的な改善を図ってもらう。経営陣や関連部門のリーダーも責任を共有することがポイント。

 

後継者の計画的な育成

長期にわたって継続してリスキリングに取り組むためには、キーパーソンに依存し続ける状況を避けるため、後継者を計画的に育成することが重要です。

 

リスキリングに挑戦できる機会の提供

現在の業務内容に関わらずリスキリングに挑戦できる機会を提供しましょう。主体的な学習を促すためにも、現職の労働時間の一定割合をリスキリングに活用できるなど、ルールを設定する工夫が必要です。

 

リスキリングと処遇や報酬の連動

リスキリング後に期待するポジションやミッションの伝達

新たなスキル・専門性の必要性や期待される成果について従業員の理解が進むよう、リスキリング後に期待するポジションやミッションを明示していきます。

 

リスキリング後に期待される報酬水準の明確化

期待される報酬水準を可能な限り明確にすることで、リスキリングを後押しできます。その際、他社や市場で期待される報酬水準を参照すると、よりリスキリングに取り組むことの魅力が伝わります。

 

従業員が互いに学び合う場の設置

従業員が学習を継続するための動機づけには、共通の目標をもって取り組む同僚がいることです。従業員同士で学び合って、理解を深める場を設けることがポイントです。

 

従業員の人事データを分析し、組織として不足しているスキル・専門性の特定をすることが、リスキリングへ取り組む第一歩です。

エン・ジャパンでご支援できること

 

タレントビューアーは、株式会社プラスアルファコンサルティングのTalent Pallet(タレントパレット)の多機能なシステムと、エン・ジャパンが約40年間人事領域で培った人事課題を解決するサポートを組み合わせた、タレントマネジメントシステムです。

今いる従業員の人事データを分析し、リスキリングの対象人材の発掘、不足しているスキル・専門性の特定、学習機会の提供、進捗管理など、リスキリングに多分に活用することができます。

ぜひ一度サービスサイトをご覧ください。

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