助成金とは何ですか?補助金との違いを解説

助成金とは何ですか?補助金との違いを解説

国や自治体に申請することができる助成金や補助金。企業や個人が行う事業や取り組みを支援するために、国や地方公共団体が資金の一部を給付する制度です。人事業務のDX化や従業員のキャリアアップ・人材育成を支援するものもあり、情報収集をされている方も多いのではないでしょうか。ここでは、助成金とは何か補助金との違いについて解説します。

助成金とは

助成金とは、国や地方公共団体等が事業者や個人事業主に対し、返済不要の金銭を支給する制度のことです。主に厚生労働省から発表され、雇用保険料が財源となります。また受給要件を満たしていれば、申請を行った場合原則受け取ることが可能です。

補助金とは

補助金とは、国や地方公共団体が事業者や個人事業主に対し、原則返済のない金銭を支給する制度のことです。主に経済産業省または地方自治体から発表され、税金が財源となります。あらかじめ予算が設定されているため、申請を行ったからといって必ずしも受給できるとは限りません

助成金と補助金の違いとは

助成金と補助金の違いは、以下3点です。

◇受給までのハードル

助成金は、給付条件を満たしていれば原則受け取ることが可能です。一方補助金は、他社とのコンペ形式のため、申請数が多いと倍率が上がります。そのため、申請を出しても受け取れない場合が多くあります。

◇公募期間

助成金は、通年で公募していることが多いです。しかし補助金は、予算や最大支給件数が決まっているため、抽選や先着といった方法が用いられることが多く、支給要件の発表から締め切りまでの期間が短いという特徴があります。一般的な補助金の公募は、予算が組まれた後の4月、5月に集中します。

◇種類・支給額

助成金と補助金を比べると、補助金のほうが種類や金額が多くあります。補助金は助成金と異なり、国や地方公共団体が予算を組んで募集をしたあとにも、二次募集という形で新たに募集をされる場合があるからです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。企業が申請できる助成金と補助金には、様々な種類があります。助成金の多くは要件を満たしていれば支給されますので、積極的に活用してみましょう。

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