【事例紹介】 若手社員のキャリア開発支援で、会社と社員が“Win-Win”の成長!

社員一人一人の活躍と成長は、企業を次のステージへ上げていく上で、不可欠な要素。
今回は、若手社員のキャリア開発の支援に取り組み、入社後3年以内離職率を大幅に改善した事例をご紹介します。

<企業プロフィール>
従業員数:100名以下
業種:業務系システムのコンサルティング、ソフトウェア開発、保守サービス 他
抱えていた課題:入社後の研修体系不足による、社員の早期離職。

これまで管理職研修は実施していたものの、若手向けの研修は実施していなかった。会社として若手社員のキャリア開発の支援ができていないことが、早期退職につながってしまうのではという危機感があった。

><企業での取り組み>
社内ツールを活用しながら、提出フロー(社員・上長・社長)をしっかり決めて運用。
受講後に記入するKAIZENシートに加え、「育成計画シート」や「研修報告書」を活用して、受けっぱなしにならないように仕組み化。
また、上長だけでなく、社長もきちんと目を通して社員にフィードバックをする機会を設けることで、学んだことを振り返り、業務に活かそうとする風土醸成に成功。社員の成長サイクルが回り始めている。

<得られた成果>
新卒の定着率が50⇒90%に向上。それにより翌年の売上見込も8400万円アップ!

若手の定着率は90%に改善。採用コストの軽減だけでなく売上見込も大幅にアップ。実際の業績向上と、社員の成長につながっています。

<ポイント>
1.自分に必要な能力や、そのために受講すべき講座を上長と面談で決める。社員は自分が将来的に目指すべきキャリアまで見据えて、受講計画を立てていくことができる。受講後には、KAIZENシートと「研修報告書」を提出。3ヶ月後に記載した計画内容の実践の有無を「振り返り報告書」で検証。
2.入社後の年数に応じて、段階的にキャリア目標と、受講する講座を位置づけて運用。これにより、社員が主体的にエンカレッジを受講する風土が生まれた。

<社長の声>
社員が自発的に取り組み、将来リーダーになるために積極的に取り組みを活用してくれている社員もでてきました。
「成長できない」という不満もなくなり、どの講座がどんな業務に活かせるかなど、社内コミュニケーションにも役立っています。

また、そういった姿を間近で見ている若手社員も、当たり前のように自らを磨いているので、社内の雰囲気が良くなり、風土も変化してきました。お客様にも良いイメージを持っていただくことが増えました。

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