1on1で気を付けるべき3つのポイント

①完璧に行おうとしないこと
完璧を目指すと、基礎的な部分がおろそかになりやすいです。部下が一度でも「1on1が苦痛」と感じてしまえば、そこからの挽回は相当難しくなります。最初は「話す機会を増やす。話を聞く。いいなと思う箇所を褒める。」という基礎的なことを徹底してください。

②部下に気持ちよく1on1に参加してもらうこと
1on1をより良いものにするには、部下の協力が必要不可欠です。テクニカルな話ですが、「初回の1on1を設定する前に、目的を伝えてからスケジュールを調整する」「話しやすい場所を確保する」「『定例面談』などの固い名前ではなく、『ふたり未来会議』『鈴木(部下の名前)の時間』『イドバタ』などネーミングに遊びを持たせる」といった工夫が必要です。

③マニュアルに固執しすぎないこと
1on1はあくまで「人間同士の対話」です。「これさえすれば上手くいく」というものはありません。慣れてきたら、部下の状態に合わせて臨機応変に対応するよう心がけてください。

はじめのうちは1on1を上手く実施できないかもしれません。ただ、優秀人材の定着や活躍を考える上で、1on1が非常に効果的です。是非、根気強く取り組んでみてください。

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