「OODAループ」を高速で回すための組織文化   

OODAループを高速で回すには、組織文化の形成(と個人の能力開発)が必要です。

【OODAループを高速で回すための組織文化】

相互信頼を醸成している
相互信頼(一体感、結束力)があることで、上司が何を意図しているのかを、
メンバーが察知できるようになり、素早い意思決定や行動に繋がります。
また、メンバーが、市場や顧客、競合の情報を発信しやすくなります。

直観的能力を活用している
スピード感を最優先し、時間をかけず直観的に情勢を判断することが重要です。
論理的分析だけでなく、行動に対する反応や新たに得られた情報から仮説や判断の
誤りを見つけ、最適化を図っていきましょう。

リーダーシップ契約を実行している
上司は部下に、ミッション遂行に必要な権限、自由度を与えましょう。
その環境下でOODAループを回していくことで、上司からの指示だけではなく、
メンバーが主体的にOODAループを回すようになります。

焦点と方向性を与えている
明確なビジョンや具体的な目標を提示しましょう。認識を合わせておくことで、
現場レベルでのデータ収集や分析、意思決定がスムーズに行えます。

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