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【事例紹介】社員の声から会社の課題を発見し、組織風土を改善させたエンカレッジ活用法

経営における判断や意思決定、組織を改善させる上で現場からの報告、現場の生の声というのは重要な情報です。
しかし、経営者の方々から「現場からの情報、報告がなかなか上がってこない」というお悩みの声もよく伺います。
経営者が現場の声を活かすためには、現場から上層部に報告や提案ができる仕組みを作り、運用することが必要です。

今回はエンカレッジの「KAIZENシート」を用いて組織課題を発見し、会社全体を巻き込んで組織風土の改善を実現させた事例をご紹介します。

企業プロフィール
業界・業種:広告代理業、イベント制作・運営業
従業員数:200名
抱えていた課題:現場の声が上層部に届きにくい

広告代理店業からイベント制作運営など、エンターテイメントの分野で幅広く事業展開している同社。中期計画として経常利益を倍にすることと、新しいエンターテイメントサービスを提供することを目標として掲げられています。

一方で事業展開の幅が広く、事業部門ごとの動き方が異なっていることから、部門間の隔たりがあり、現場の声が上層部に届きにくい状態になっていました。
また、事業成長に伴い担当業務におけるプロは育っていましたが、部門間を横断して様々な事業を理解している、次世代を担う人材の育成が課題となっていました。

取組事例
中期目標の達成に向け、様々な事業を幅広く理解している人材の育成、次世代を担う人材の管理職候補としての育成、若手社員のレベルアップのためエンカレッジを導入。

社員が講座受講後に記入する『KAIZENシート』(※)に、現場から「組織・会社への改善アイデア」を記載する仕組みがあることも導入の決め手となりました。
社員がKAIZENシートに記載した組織・会社への改善アイデアをまとめて内容を分類し、組織課題の発見、組織改善につながるアイデアを集めるようにしました。

(※)『KAIZENシート』とは
エンカレッジでは講座受講後に『KAIZENシート』の記入の時間も含めて構成されています。
『KAIZENシート』には「1.自己改善のための行動計画」、「2.組織・会社への改善アイデア」を具体的に記入することで、受講者の行動変容と組織の改善を促します。

取組の成果
社内コミュニケーションに課題があることが判明
役員を含めて全社員に共有し、有志の社員を巻き込んで社内変革を推進

KAIZENシートに記入された「組織・会社への改善アイデア」を集約した結果、「社内コミュニケーションの改善」に関する提案が200件中60件あったことが判明。結果を役員含め全社員に共有し、社内コミュニケーションの活性化を推進するメンバーを募集しました。

集められた改善アイデアの中から実行しやすいもの、高い効果が得られるものを選別し、実行するアイデアを決定。その一つとして、社員同士のコミュニケーション推進を意識したレクリエーションを盛り込んだ全社での忘年会を開催。参加した社員からは「こんな機会が欲しかった」との嬉しい感想もあり、社内コミュニケーションの改善効果が得られました。

今後は会社のビジョン共有や一体感をより醸成するため、これまで実施していなかった社員総会の開催に向け、企画が進められているとのことです。

ポイント
1.エンカレッジの『KAIZENシート』にある「組織・会社への改善アイデア」の内容を集約し、組織課題の発見、組織の改善に活用できるアイデア探しの体制を整え、運用した。
2.社員から集約した組織・会社への改善アイデアを役員を含めた全社員に共有し、会社全体を巻き込んで組織改善を推進する風土を作った。
3.改善アイデアの中から難易度と成果を基準に優先順位を設定。実施しやすく高い効果が得られる企画から実施した。